共働きは互いに家事をすることが当たり前になっている
その家事がどれだけ大変なのかが分かる
家事は、細かな作業の集合体で「ごみ捨て」と一言でいっても、ゴミを収集場にもっていくというだけではなくて、各部屋のゴミを集めるや空き缶を洗い潰すなど、様々な工程があります。
会社通勤の際に、毎朝ごみ捨てをしていると、ごみ捨て作業は全部自分がやっているという気になりますが、実は裏で相手が様々な作業を済ませてくれているのかも知れません。
必要なことは「名もなき家事」を含めた、全ての家事の見える化することです。
どのような家事が必要なのか、箇条書きで良いので細かく書き出しましょう。
そうすることにより、今まで自分が認識していなかった仕事があるということに気づきます。
頻度と時間を明記すると、その家事がどれだけ大変なのかが分かります。
このようにして作業を洗い出して、その作業を現在誰がしているのか、明確にすることが必要でしょう。
誰にでも好きな家事や嫌いな家事があり、得意な家事や苦手な家事もあります。
汚れ物をそのまま放置しておきたくない
ある夫婦の場合は、食器洗浄機により食器を洗うということを「食器をキッチンに運ぶ」「食器を洗浄機に入れる」「洗浄機より取り出し食器棚に戻す」という工程をわけています。
食器をキッチンに運んで、水桶につけることは各自で行い、食器を洗浄機に入れるのは奥さんの役目で、食器が重ならないように入れるのも工夫が必要。
汚れ物をそのまま放置しておきたくないため、洗浄機に入れる作業について奥さんは苦も無くできるそうです。
一方、旦那さんは食器を食器洗浄機に入れるのが苦手なのですが、綺麗になった食器を食器棚に戻すことは苦ではないそうです。
奥さんは高さがある食器棚に食器を戻すのが面倒なため、旦那さんに手伝ってもらえるということは、お互いにストレスなく食器管理ができます。
このように、食器洗い1つにしても、様々な工程があり、それぞれに得意不得意や好き嫌い・こだわりがあるか・全くこだわらないかがあるのです。